起業1年目でも作れるおすすめの法人クレジットカードを紹介します

起業して会社を法人化したらすぐに持ちたいのが法人口座と法人クレジットカード。
与信で経費を支払いたい時に法人のクレジットカードが役立ちます。

ここでは、起業1年目では難しいとされる法人クレジットカードの取得について注意すべきポイントを取り上げます。
「法人カードの即日発行」を希望されている方は、「クレジットカード即日発行ガイド」さんのページが参考になるかと思います。

起業1年目でもクレジットカードって作れるの?

事業の立ち上げ直後で、まだ企業としての信用が確立されていない状態では、法人クレジットカード(以下、法人カード)は審査のハードルが高いと言われています。
そうは言っても、起業直後で現金が不足しているときに、与信で経費の支払いや仕入れができるのは事業展開のうえでも大変ありがたいこと。

一般的に、設立して2年間は黒字経営の会社でないと法人カードは発行できない、と言われたりしますが、やはり企業直後は諦めないといけないのでしょうか。
この記事では、起業間もない法人でも比較的審査に通りやすいカードの比較を行い、法人カードを作る際のポイントに迫ります。

起業1年目でもカードは作れる

法人代表者の信用情報に問題が無ければ、起業1年目でも作れる法人カードはいくつかあります。
法人カードの審査通過ポイントを把握して、申し込みの準備をしましょう。

起業2年目以降のほうが作りやすいと言われる理由

起業直後の会社の場合、法人カードの審査通過率はおよそ2割程度と言われています。

クレジットカードは与信による立て替えであり、カード会社の立場に立ってみれば、起業直後の会社に対してカード利用額を1〜2カ月立て替えるということは、回収不能のリスクが非常に高いのです。

経済産業省の工業統計調査から分析した結果では、起業2年以内に倒産している会社は実に全体の約4割にも及びます。
設立して2年間は、黒字の会社でないと法人カードを発行してもらえないと言われる理由はここにあります。

法人カードを作るメリット

  • ポイントが貯まり、そのポイントをまたビジネスで活用できる
  • 法人口座を引落とし口座に指定できる
  • 経理処理が自動連携できるので、無駄な手間が省ける

企業の経営では、電気代や電話代など様々な経費がかかります。
事業規模が大きくなるにつれてその金額も次第にふくれあがっていきますが、これらの経費を極力カードで支払うようにすると、ポイントもどんどん貯まっていきます。

貯まったポイントを使って商品を購入したり、通信費用に充当したりと、お得に利用しましょう。
また、法人カードは、カード利用料金の引き落とし口座に法人口座を指定できます。

立ち上げ間もない企業の場合、とりあえずは代表取締役個人名義のクレジットカードを法人用のカードとして代用するという暫定措置をとる場合もあることでしょう。
ただ、カード利用料金の引き落とし口座が個人の口座になってしまうために、経理処理が煩雑で非効率です。

どの会社でも、早く経理処理を一本化したいというのが実情でしょう。
法人カードを利用することで、会社で利用している経理ソフトとデータ連携を簡単に行うことができるので業務がより一層効率化するというメリットもあります。

審査を通すための3つのポイント

  1. 固定IP電話を引く
  2. 自社サイトを用意する
  3. 複数カードの申し込みをしない

固定IP電話を引く
法人カードの申請時にチェック対象となりやすいのが電話番号です。
固定電話を引いていることは、きちんと実態を伴った企業活動をしているかどうかの判断材料になるからです。

そのため、法人カードの申請書には、固定電話の番号記載を求められることが多いのです。
最近では携帯電話ひとつで営業活動をする企業も多くあります。

とはいえビジネスをするうえでは、実店舗をもたない場合であっても、経営者個人の携帯電話以外の番号は何かと必要となるシーンが多いもの。
例えば広告に掲載するお問い合わせ先ひとつとっても、個人の携帯電話の番号を載せるのはためらわれます。

そんなとき、IP電話を活用するとよいでしょう。
IP電話を提供している事業者は多く、Webからの申し込みで簡単に取得できます。

IP電話では、利用中の携帯電話の番号とは別の番号が割り当てられますので、同じ携帯電話で個人用と法人用の番号を使い分けることができます。
一方で、携帯電話の番号でも法人カードの申請ができるケースもあります。

例えば、JCB法人カードの申請画面には、「フリーダイヤルや携帯電話番号を入力された場合、書面や電話にて確認をお願いする場合があります」という記載があり、携帯電話での申請も条件付きで認められているようです。

とはいえ、事業の信頼性を対外的に示す意味でも、固定IP電話を引いておくのが法人カード審査通過の近道です。

自社サイト用意する
固定IP電話と同様に、自社サイトをWeb上に公開することは、社会的に問題のない事業を運営していることを外部に示すための重要な手段となります。
固定IP電話に比べると必須とは言い切れませんが、現代はインターネットで何でも調べる時代。

単一ページのみで構成されているサイトでも構いませんので、自社サイトを用意しておくことをおすすめします。
法人カードの申請時はもちろんですが、法人口座を開設する段階でも、自社サイトの存在は手続きをスムーズにしてくれるでしょう。

審査をする側として一番気になるのは、「架空の会社を設立して反社会的な活動を行っていないか」という点です。
自社サイトには、実際の会社として活動している証拠となる、企業活動の実績を掲載するようにしましょう。

複数カードの申込みをしない
カードの申し込みの状況や、審査通過の状況は、信用調査機関に登録されます。
そのため、もし複数のカードを申し込みして、いずれかのカードが審査落ちになっていたりすると、他のカード会社の審査結果にも悪影響を与えかねません。

審査落ちが心配だからといって、複数のカード会社に同時に申し込みを行うのは控えましょう。


起業1年目でも作れる!おすすめの法人カード厳選ランキング


JCB一般法人カード

JCB一般法人カード

年会費 1,250円
年会費キャンペーン 初年度無料(オンライン入会時のみ)
ポイント還元率 0.5%
ポイント還元特典サービス 年間利用額に応じたポイントアッププログラム「JCBスターメンバーズ」
カードブランド JCB

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費 31,000円
年会費キャンペーン 初年度無料(公式サイトからの申し込み時のみ)
ポイント還元率 0.5〜1%
ポイント還元特典サービス 入会から1年間に合計200万円(税込)以上の利用で、30,000ポイント(15,000円相当)のボーナスポイント
カードブランド AMEX

P-one Business MasterCard

P-one Business Mastercard

年会費 2,000円
年会費キャンペーン 初年度無料(年一回でもカード利用があれば次年度無料)
ポイント還元率 0.6〜0.8%
ポイント還元特典サービス 獲得ポイントが最大で30倍になる専用のショッピングモール(ポケットモール)
カードブランド マスターカード

オリコ エグゼクティブゴールドフォービズ

オリコ エグゼクティブゴールドフォービズ

年会費 2,000円
年会費キャンペーン 初年度無料
ポイント還元率 0.5%
ポイント還元特典サービス オリコモールでのショッピングで還元率2倍
カードブランド VISA、マスターカード

起業1年目に特におすすめな法人カードはJCB法人カード

支払いサイクルは、毎月15日締め、翌月10日(土・日・祝日の場合は翌営業日)支払い。

法人カードの中でも、JCB法人カードは特に年会費の安いクレジットカードです。

一般法人カードの年会費は1.250円(税別)で、社員用に追加発行するカードも同じく1,250円(税別)です。
JCB法人カードの審査は他社のカードに比べてハードルが低いとされており、設立1年目の会社の場合は検討すべき1枚と言えるでしょう。

JCB法人カードのおすすめポイント
  • 年会費が安い
  • 法人ETCカードの無料発行
  • OkiDokiポイントを貯められる

JCB法人カードがおすすめできるポイントは、年会費の安さばかりではありません。
インターネットからの新規入会でJCBギフトカードがもれなく3,000円分プレゼントされます。

さらに、インターネット新規入会と同時に使用者を追加すると、使用者1名様につきもれなく、JCBギフトカード2,000円分がプレゼントされます(最大2名)。
また、JCB法人カード会員は、法人ETCカードを無料で発行できます。

高速道路での移動が多い場合に特に便利なETCカードですが、通行料金もJCBカードによる法人口座からの引き落としであれば、交通費の経理処理が格段に楽になります。
なお、法人ETCカードは何枚でも発行可能です。

そして、JCB法人カードの利用では、OkiDokiポイントを貯めることができます。
貯めたOkiDokiポイントは、バラエティー豊かな商品と交換できるほか、WAONポイントへの交換や募金への利用などお得な使い方が用意されています。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはサービスの高さが魅力的な法人カード

支払いサイクルは、、、
1.毎月19日締め、翌月10日(土・日・祝日の場合は翌営業日)支払い。
2.毎月3日締め、翌月21日(土・日・祝日の場合は翌営業日)支払い。
3.毎月7日締め、翌月26日(土・日・祝日の場合は翌営業日)支払い。

ゴールド・カードということもあり、年会費は31,000円と高額であるものの、その分多彩なサービスが魅力です。

また、アメックスの名前で世界的に知名度が高く、ステータス性の高い1枚と言えるでしょう。
事前承認の手続きをしておくことて?、広告費なと?の高額な支払いにも使えます。

また、追加カードを発行した社員ごとに、毎月の利用金額や店名、業種を日付順に記載した利用代金明細書を発行。
費用科目の仕分けや用途のチェックが簡単に行えるので、経費を明確に把握できます。

利用明細はCSV、Excelファイル形式なと?て?タ?ウンロート?可能なので、経理業務の効率も向上します。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのおすすめポイント
  • アメックスのネームバリューによるステータス性の高さ
  • ビジネスで役立つ優待割引サービス「ビジネス・セービング」
  • ヘルスケア無料電話相談
  • 業績アップ、経営改善に役立つビジネス・コンサルティング・サービス
  • 75,000以上の契約施設を特別料金で利用できる「クラブオフ」

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードでは、入会から1年間に合計200万円(税込)以上利用すると、メンバーシップ・リワード30,000ポイント(15,000円相当)のボーナスポイントがもらえます。

また、国内外への出張で利用できる特典も豊富で、海外旅行傷害保険(最高1億円)、国内旅行傷害保険(最高5,000万円)や、カード会員と同伴者1名が利用できるラウンジサービス、自宅と空港の間の手荷物無料配送(スーツケース1個まで)など、トラベルサービスの充実ぶりも魅力のひとつです。

その他、予定していた出張やコンサートにやむを得ない事情で行けなくなった場合のキャンセル費用補償をしてくれる「キャンセル・プロテクション」、インターネットショッピングなどで法人カードを不正利用された場合の損害を補償する「オンライン・プロテクション」など、保証が手厚いのも特徴です。

P-one Business MasterCardなら初期投資がかさんだ起業家でも法人カードが持てる!?

支払いサイクルは、毎月末日締め、翌々月1日支払い。

基本的に黒字決算でなければ、立ち上げ直後の企業に対する法人カードの審査は通らないものですが、P-one Business MasterCardなら赤字決算でも申し込み可能であることが公式ページにも記載されています。

個人事業主の場合は、一定の要件を満たすことで年収の3分の1を超える借入もできます。
初年度は年会費が無料で、次年度以降も年1回以上のカード利用実績があれば年会費が無料。

5名までの従業員カードが発行可能であり経費支出の合理的な管理ができます。
また、従業員カードの年会費も無料です。

P-one Business MasterCardのおすすめポイント
  • 最大300万円のキャッシング利用枠
  • 紛失、盗難補償、購入商品安心保険
  • 「ポケットポイント」プログラム

他社カードには見られない特徴として、法人カードでありながら最大で300万円までキャッシングが可能である点が挙げられます。
どうしても現金でなければ仕入れできない場合や、得意先への支払いで数日間だけ現金を融通したいときなど、非常に頼りになることでしょう。

カードを失くした場合の紛失・盗難補償のほか、カードで購入した商品をうっかり破損してしまった場合や盗難被害に遭った場合の損害額保障もついているので、従業員にカードを持たせる時も安心です。

「ポケットポイント」プログラムでは、毎月のカード利用ショッピング1,000円(税込)ごとに2ポイントが付与されます。
さらに、会員専用オンラインショッピングモールの「ポケットモール」でショッピングをすると、1,000円(税込)につき最大30ポイントが付与されます。

オリコ エグゼクティブゴールドフォービズは世界で活躍する起業家向けの法人カード

支払いサイクルは、毎月末日締め、翌月27日支払い。

オリコ エグゼクティブゴールドフォービズは、世界約200カ国で利用できるクレジットカード国際ブランドのVISAとMasterCardが選べます。
したがって、国内外問わず、利用できないところはほぼ無いと言えるでしょう。

ビジネスシーンで有効利用できる付帯サービスが充実しており、ゴールドカードということもあって、国内の空港のほとんどのラウンジが利用可能です。
年会費も2,000円と非常に低額であり、年間200万円以上の利用があればポイント還元率が1.1%になるなど、コストパフォーマンスに優れた1枚です。

オリコ エグゼクティブゴールドフォービズのおすすめポイント
  • 審査書類は「代表者の本人確認書類」だけ
  • オリコモールで還元率アップ
  • 年会費無料で追加カードを3枚発行可能

オリコ エグゼクティブゴールドフォービズは、法人カードと個人カードの中間の位置づけとして発行されており、法人代表者または個人事業主が対象でありながら、会社の営業年数や利益等は不問です。

書類の準備が簡単なうえに審査も緩く、設立間もない企業にとっては作成しやすいカードです。
また、会員が利用できるショッピングモール「オリコモール」を利用して買い物をすると、ポイント還元率が最大2.0%になります。

国内の主要なネットショップが登録されており、Amazonや楽天市場なども高いポイント還元率で利用できます。
そして、従業員用に追加カードが必要になったときは、3枚まで年会費無料での発行が可能。
同様にETCカードもそれぞれの追加カードに対して1枚ずつ年会費、発行・更新手数料無料で作れます。

ビジネスを円滑に進めるために味方となるカードを

法人カードの導入は、経費精算の効率化や現金出納のリスクを軽減させるのに有効な手段です。
経費の決済を法人カードに一本化することで、振込手数料の削減ができたり、キャッシュフローに余裕が生まれたりとメリットは多岐にわたります。

設立間もない段階から作成できる法人カードもさまざまあるので、起業したばかりだからといってあきらめる必要はありません。
ポイントや付帯サービスなどのメリットを活かして、さらにビジネスを加速させましょう。